現代に尼崎城が復活したのは
尼崎を愛する市民の声から――
明治維新とともに取り壊された尼崎城。
急速な都市化が進む中で城下町は姿を変えてしまいました。
しかし城があった記憶は失われることはなく、
再建を望む声が何度も浮上しては資金不足や景気の影響などで断念することが続いていました。
家電量販店旧ミドリ電化の創業者・安保詮氏が
「創業の地に恩返しがしたい」と、
約12億円の私財を投じて尼崎城天守を建設し、尼崎市に寄贈。
市民や尼崎を愛する仲間も共鳴し、
「一口城主」や「一枚瓦」などで寄せられた寄付額は約2億円にものぼります。
尼崎城1階の入口付近には多くの方々の想いがつまった
「一口城主芳名板」を設置しています。
